最強キャラ その4
地獄星人 ヒッポリト星人
登場作品 ウルトラマンA
自称、宇宙で1番強い生物、ヒッポリト星人
今回紹介するのは、ウルトラマンA第26話「全滅!ウルトラ5兄弟」と第27話「奇跡!ウルトラの父」に登場したヒッポリト星人である。
高飛車な自信家で、自らを「宇宙で1番強い生物」と豪語する彼は、ウルトラシリーズの中でも特に強力な宇宙人の一人である。その強さは単なる誇張ではなく、ウルトラ5兄弟(ゾフィ、マン、セブン、ジャック、エース)だけでなく、ウルトラの父にすら勝利したという実績が物語っている。
ヒッポリト星人の能力
ヒッポリト星人は、以下の多彩な攻撃手段を持っている。
- 火炎地獄:ノズル状の口から放つ高温の火炎攻撃。
- ヒッポリト風地獄:強力な突風による攻撃。
- ヒッポリトビーム:頭部から発射される光線。
- ヒッポリトタールによるブロンズ像化:最大の特徴であり、必殺技とも言える能力。
特に注目すべきは、ヒッポリトタールによる「相手を生きたままブロンズ像にする能力」である。
ヒッポリトカプセルと呼ばれる円柱状のカプセルに相手を閉じ込め、特殊な液体であるヒッポリトタールを浴びせることでブロンズ像化させる。このコンボは、昭和から平成初期にかけては「姑息な罠」と見なされがちだったが、現在ではその戦闘力が高く評価されている。時代によってファンの価値観も変わるのだ。
ただし、ヒッポリト―タルがなければ弱いのか……という訳ではなく、格闘戦ではセブンを圧倒していたし、結果としてウルトラの父相手にも勝利している。普通に強いのだ。メタリウム光線で爆死させられた辺り、耐久力は低いのだろうが……
攻撃の規模と強さの関係
ヒッポリトタールによるブロンズ像化は、物理的破壊力とは異なる次元の攻撃である。ブロンズ像化自体に破壊力はないが、その効果は絶大であり、実際にウルトラ戦士たちを次々と倒していった。これは、攻撃の「強さ」と「物理的規模の大小」が必ずしも比例しないことを示している。
この点は、RPG(ドラゴンクエストやファイナルファンタジー)のプレイヤーであれば感覚的に理解できるであろう。たとえば、HPや防御力が最大値のモンスターであっても、状態異常攻撃や即死魔法に弱いことがある。ヒッポリト星人のブロンズ像化能力はまさにこれに似た性質を持ち、相手の耐久力や防御力を無視した一撃必殺の攻撃手段なのだ。
ヒッポリト星人の弱点
圧倒的な能力を持つヒッポリト星人だが、弱点もある。
ヒッポリトカプセルが外部からの攻撃に弱いため、相手に協力者がいる場合、カプセルを破壊されてブロンズ像化が中断される恐れがある。この点は、チームで戦うウルトラ戦士たちにとって唯一の突破口となり得る。
また、派生個体として「地獄のジャタール」と呼ばれるヒッポリト星人も登場する。彼は触れるだけで相手をブロンズ像化できる能力を持っているが、ブロンズ化には若干のタイムラグがあり、その間に反撃されると失敗してしまう。また、ジャタールは「触れただけでブロンズ化できる」能力以外では本家ヒッポリト星人に劣り、総合的な脅威は低いと言える。七英雄でたとえるなら、見切りを継承してないのにソウルスティールが当たらないクジンシーのようなものだ。
まとめ:物理的破壊力を超えた脅威
ヒッポリト星人の強さは、物理的破壊力や規模だけでは測れない。相手の耐久力を無効化し、一撃で勝利を収めるブロンズ像化能力は、特殊効果を駆使した戦闘の典型例である。攻撃手段の多様性とその恐るべき威力を持つ彼こそ、ウルトラシリーズにおいて唯一無二の存在と言えるでろう。
ただし、ヒッポリトカプセルの脆弱性という弱点がある以上、戦術を誤れば敗北する可能性も秘めている。ウルトラシリーズの魅力は、このようにキャラクターの強弱だけでなく、能力の相性や状況によって勝敗が左右される点にあると言えるだろう。
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