最強キャラ その11
大神龍
登場作品 五星戦隊ダイレンジャー
戦隊シリーズ最強のキャラクター「大神龍」
スーパー戦隊シリーズは、日本の特撮界を代表する作品群として、数々のヒーローやロボットが登場してきた。その中でも、五星戦隊ダイレンジャーに登場した「大神龍（だいじんりゅう）」は、シリーズの歴史の中で最強とも言われる存在として知られている。大神龍はダイレンジャーの第37話で顔見せ程度に登場し、第38話で本格的に登場。その圧倒的な巨体と力でダイレンジャーとゴーマだけでなく視聴者をも驚かせた。
その強さは、「ダイレンジャーとゴーマが力を合わせればなんとか倒せるのでは…？」といった期待が持てるような次元を超えている。恐らく両者が力を合わせたとしても、まともな戦いにすらならないだろう。
主な攻撃方法
大神龍の主な攻撃手段は、口から放出される「プラズマ衝撃波」である。山手線圏内を一瞬で壊滅させるほどの威力を持っており、第38話で都市を壊滅させるシーンは、特撮ファンなら一度は見るべき名場面であろう。
また、大神龍は無数の人間を一度に催眠状態に陥らせ、自殺に追い込む能力も持っている。この能力は、ダイレンジャーに対して「戦いをやめないなら人間を皆殺しにする」という脅迫として使用された。さらに、巨体を活かした「踏み潰し」も、大神龍を象徴する攻撃手段の一つである。
他のラスボスとの比較
戦隊シリーズに登場するラスボスはどれも強力である（もちろん例外もあるが）。中には、戦隊の力だけでは倒せず、外部要因の助けや僥倖によって勝利した例も珍しくない。しかし、最終的には必ず戦隊側が勝利していた。
これに対し、大神龍は負けたことがない。負けていないどころかノーダメ―ジ。そもそもまともな戦闘自体が行われていない。戦隊側が初めから戦うことを放棄していたからだ。それゆえ大神龍は戦隊シリーズ最強のキャラと言われているのです。
サイズや破壊規模の比較
単純なサイズや破壊規模で見ると、大神龍以上のキャラクターは他の戦隊シリーズにも登場している。たとえば：
自身より遥か強大なキャラクターが登場しているにも関わらず、大神龍が「戦隊最強」と言われる理由は何か？
大神龍が最強とされる理由
これは「作中で比類なき強さを見せた」ことに起因する。この評価は、ウルトラマンを倒したゼットンがウルトラ怪獣最強、ワンパンマンのサイタマが漫画アニメ最強と言われるのと同じ理屈である。
私見であるが、番組を見て受けたインパクトというのは、時に論理を超越する。
という感覚が視聴者の中に刷り込まれるのだ。非論理的ではあるが、異なる作品のキャラクター同士が戦った場合というのは、理論値だけで結果が決まるわけではない。大人の事情や作品の演出で決まるのだ。
だからこそ、上記のような「大神龍最強」という主張も、一つの意見として十分に成立するのである。（ただし、当ブログで何度か取り上げている「強さ比べ」の議論では、大神龍の攻防力では惑星破壊規模の攻撃には対応できないと扱われている）
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